不眠症のあなたへ
今日は不眠症の方についてお話ししていきます。
不眠症の方や、
年を重ねるにつれ眠りにくくなった、
という方が当院でも来院されます、
不眠症と言っても、
様々な要因がありますが、
今回は【栄養】の観点からお話しさせていただきます。
不眠症と栄養と言ってもなかなかピンと来ないと思います。
しかし、
栄養の改善で不眠を改善できる事もありますので、
参考にしていただければと思います。
まず、
睡眠にはホルモンが影響します。
【メラトニン】
というホルモンを聞いた事があるでしょうか?
このホルモンが睡眠を促すホルモンです。
朝は太陽や光を感知するとこのメラトニンが抑制され起きるという
このホルモンが十分に分泌出来ていないと、
不眠症の原因になります。
その要因の一つとして考えられるのが、
栄養になります。
このホルモンの主な材料はタンパク質です。
しかし、現代の食事の内容は、
6〜7割が炭水化物(糖質)
というのが現状です。
年齢を重ねると更にタンパク質の摂取量が減り、
ホルモンを作る材料不足となり、
不眠症の方が増える傾向にあります。
また炭水化物や糖質の摂取が多いと、
このホルモンを作る為のビタミンやミネラルを沢山消費してしまう
更にホルモン産生量が減ってしまうのです。
改善するためには?
基本的には、
低糖質、高タンパク質の食事を心がける事です。
具体的には、
朝食をパンとコーヒーにしている場合は、
目玉焼きとサラダとコーヒーに変える。
昼食をご飯や麺類にしている場合は、
ご飯、麺を抜き、おかずメインの食事にする。
晩ご飯はお肉や魚をメインディッシュにしてタンパク質が豊富に含
+間食やおやつはなるべく控える。
という感じになります。
普段、炭水化物をメインに食事をされている方は最初は辛いかもしれ
慣れれば苦痛なく続けられますので一度お試し下さい。
女性の場合は鉄分も重要になって来ますので、
貧血気味の方は鉄分の摂取も同時にしていただければ尚良しです。
以上が不眠症のあなたへ栄養の観点からのアドバイスでした。
何かわからない事があればご相談下さい。
泉大津市
谷下鍼灸整骨院・整体院
谷下 浩司