今日は『膝の痛み走ると治る理由』についてお伝えしていきます。
膝に痛みがあり走ったり動かすと痛みがなくなる理由が知りたい方はご覧ください
泉大津市、谷下鍼灸整骨院・整体院の院長谷下です。
当院の患者さんでも 朝の動かし始めや椅子に座った後、痛みがあるんだけれども動いているうちにもしくは走っていると痛みが治るという方がおられ、れはどういうことなのか?と質問がありましたので、お伝えしていきたいと思います。
膝の痛み走ると治る2つの理由
1.痛みを出しているのが筋肉だから
2.筋肉の痛みは炎症性のものと筋肉のこわばりによるものがあるから
1.痛みを出しているのが筋肉だから
膝の関節の周りには、筋肉、靭帯、軟骨、半月板などがありますが、 この中で動かしていることによって痛みがなくなるのは筋肉になります。
筋肉以外の場所で痛みを出している場合は動かすことによって痛みがなくなることはありません。
2.筋肉の痛みは『炎症性のもの』と『筋肉のこわばり』によるものがあるから
筋肉の痛みは怪我により筋肉でで炎症を起こしている場合と、
筋肉に負担をかけ続けることによる、
筋肉のこわばりによる痛みがあります。
筋肉のこわばりによるものであれば、
動かし始めは痛いけれども、
動かしているうちに血流が良くなることで筋肉が動きやすくなり、痛みがなくなります。
筋肉のこわばりによるものであれば安心?
一概にそうとも言えません。
理由は、
筋肉のこわばりによる痛みにも状況により2種類あり、
動かせば痛くなくなるから安心というわけではありません。
場合によっては注意が必要なこともあります。
要チェック!現在の膝の痛みはどんな状況ですか?
あなたはAとBどちらの状況に近いでしょうか?
【A】今まで膝に痛みはなかったけれども、
痛みが出て来て、動かしたり走ったりすると痛みが治まる
【B】今まで、動かしたり走ったりした方が痛かったが、
今は動かしたり走ったりした方が痛みがなくなる
今あなたはAとBどちらの状況でしょうか?
Aの方はご用心!
同じような症状でも状況により、
今後気をつけた方がいいのか?
そこまで気を付けなくてもいいのか?
が分かります。
痛みや怪我が治る時には必ず山があります。
違和感⇨少し痛い(山登り中)⇨すごく痛い(山頂)⇨少し痛い(山下り中)⇨違和感⇨完治
その痛みが山を登っている時の痛みなのか?
その痛みは山を下っているときの痛みなのか?
【A】であれば山を登っている時の痛みになりますので注意が必要です。
今は動かしたり走ったりしていると痛みが治るかもしれませんが、そのままで生活をしていると筋肉に炎症を起こし 強い痛みが出る可能性があります。
【B】であれば山を下っている時の痛みなので、そのまま動かし続けているうちに筋肉の柔軟性が出てくると痛みは治る可能性が高いです。
しかし、いつまでも同じような状況が続く場合は再度山を登り始める可能性がありますので注意が必要です。
ですのでAの状況であれば専門家の先生にお早めに見ていただくことをお勧めします。
Bの状況であればしばらく様子を見て、同じような状況が1ヵ月以上続くようでしたら専門家に相談する事をおすすめします。
まとめ
・走って痛みが治まるのは筋肉の痛み
・走って痛みが治まる理由は、筋肉のこわばりによる痛みだから
・現在の状況を把握して対応を決める事が大切
動画バージョンはこちらから⇨
泉大津市、谷下鍼灸整骨院・整体院の院長
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