【肩こり】マッサージが未来を左右する!?
2月も終盤に入ってきました。
明日から研修の為、5日間、休診とさせていいただきます。
ご迷惑をおかけしますが、何卒宜しくお願いいたします。
今日は肩こりについて、
【肩こり】マッサージが未来を左右する!?
についてお伝えして行きます。
肩こりになった時の対処法でマッサージをされている方、
多いと思います。
当院に来院される方もことごとく、
肩こりになったらマッサージ
肩こりになったらマッサージ
肩こりになったらマッサージ…
『マッサージをすれば楽になる』
と思っています。
でも、実は、マッサージが肩こりを引き起こしている。
とは誰も思いません。
でも、これは本当です。
マッサージが肩こりを引き起こす理由
まず、肩こりとは筋肉が硬くなり、
血流が悪くなる事で、
疲労物質が停滞し、
痛みやダルさなどを伴う症状です。
マッサージによって起こっている事実をお伝えします。
筋肉は筋繊維という細かい繊維が集合して、
筋肉という塊になっています。
この筋繊維は凄く繊細で、
マッサージをする事により、
傷がついてしまいます。
傷がつくと、炎症が起こります、
炎症が起こると、白血球や血小板という、
炎症を抑える物質や鎮痛物質が集まって来ます。
その事により、
マッサージで筋肉が和らぎ楽になった感覚になってしまいます。
ここまでがマッサージで楽になったと『感じる』理由です。
しかし、
しかしです。
ここからが重要です。
傷ついた筋繊維を修復する時は、
筋繊維は一度傷つくと再生ができない為、
傷ついた筋繊維の上から新たな筋繊維が重なり、
筋繊維をつなぐ事で、再生を図ります。
この時に筋肉が分厚くなり、
硬くなる事で、
またコリ感を感じます。
そうなると?
そうです。
またマッサージを受けたくなるんです。
それでまたマッサージ→筋繊維を破壊→炎症→肥厚→マッサージ→
を繰り返してしまうのです。
これはタバコと似ています。
タバコを吸う→ニコチンが体内に入る→体内のニコチンが減ると→
という感じで、
1本目のタバコが2本目のタバコを吸いたくさせている。
この事実に気づかない限りは無限ループに陥ってしまうのです。
しかも繰り返せば繰り返すほど、
どんどん筋肉は硬くなり、
治りにくい肩こりに…。
知識がないと、
治しているつもりが、
逆に悪化させてしまう事になってしまいます。
気付いた日が吉日です。
マッサージは確かに気持ちいいですが、
何が身体で起こっているか、
理解して受けるようにしましょう。
肩こりを本気で治したい方は、
肩こりの原因を見つけてもらいましょう。
肩こりの改善にはマッサージは必要ありません。
お一人でもマッサージの無限ループから抜け出せる方が増える事を
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谷下 浩司