変形膝関節症になり、歩くのはもちろんの事、最近は寝ている時も膝に痛みが出るようになって来た。
なぜ寝ているだけなのに痛みが出るのか?対処法は?
とお困りの方に、
今回は変形性膝関節症の方に寝ていても膝が痛い理由と対処法をお伝えいたします。
変形性膝関節症で寝ていても膝が痛い理由3選
こんにちは。
泉大津市にある膝痛治療院【谷下鍼灸整骨院・整体院】院長の谷下浩司です。
では早速、寝ていても膝が痛くなる理由を3つお伝えします。
◯炎症を起こしている
寝ていても膝が痛い場合に考えられる1つ目は膝に炎症を起こしている可能性があります。
炎症の有無はどうやって判断するのか?
まず、わかりやすいのが、皮膚の温度差です。
痛みがある膝に熱があるのか?無いのか?
を両膝のお皿の下辺りが膝の関節部分になるので、両手を当てて左右差をみて下さい。
痛みがある方が熱い場合は炎症が出ています。
明らかに左右差があり熱感が強い場合はアイシング【冷やす】しましょう。
方法はビニール袋に氷水を作ります。
その袋で膝の周囲を囲うように膝全体を10〜15分程冷やしてください。
冷たすぎる場合はタオルなどで包んで温度調節をしてください。
痛みが強い場合は一度冷やした後、30程間隔を空けて再度冷やして下さい。
膝を【冷やす】と悪くなると思われている方もおられますが、炎症が強く熱感がある場合は意図的に【冷やす】必要があります。
一時的に膝の炎症がある所を冷やす事で、鎮痛効果と炎症を抑えることが出来ます。
また一時的に冷やした後はリバウンド効果で血流も良くなるので、血流が悪くなるのでは?という心配は要りません。
◯寝ている姿勢が悪い
特別悪い姿勢をしているつもりはない。
と思われる方もおられると思いますが、ここで大事なのが膝の【角度】です。
膝が1番リラックスできる角度は約30%程曲げた状態です。
これは上向きで寝た場合に、膝が伸びきってしまうと膝には負担がかかる、という事です。
軽く膝を曲げる様に膝の裏側に膝枕やタオルを丸めたものを入れてあげると膝に負担がかからずに寝ることが出来ます。
◯膝同士がぶつかっている
横向きで寝た場合、左右の膝同士が当たって痛いという場合もあります。
膝は関節の周りは皮膚の下がすぐ骨なのでクッションが少ない状態です。
そうすると骨同士が当たると痛みを感じやすくなる場合があります。
この場合はタオルを丸めたものや抱き枕などを膝の間に挟み、膝同士がぶつからない様にして下さい。
詳しくはコチラの動画をご覧ください。
まとめ
ここまでの内容をまとめると
寝ている時に痛い理由は3つ
炎症が起きている
寝ている時の膝の角度が悪い
寝ている時に膝同士がぶつかっている
対策は
炎症があれば氷水で膝周囲を囲むように10〜15分冷やす
上向きで寝る場合は膝の下に枕を入れる
横向きで寝る場合は膝の間にクッションを挟む
以上になります。
今回は変形性膝関節症で寝てても痛い方に対策法をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか?
症状が強く、これらの対策をしても痛みが治まらない方は、身体の専門家に見てもらいましょう。
追伸
変形性膝関節症で整形外科や整骨院、整体で治療をしているが、
改善の兆しが見えない…
今のままでは治らない…
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