坐骨神経痛で長年悩んでいて病院にもペインクリニックにも行っているけど、お医者さんから「坐骨神経痛は神経に傷がついているから治らないですよ」と言われ、一年以上痛み止めをのみ続けている。
夕方にかけて痛みがひどくなってくるので毎日、痛み止めを飲み続けていると、効き目が悪くなってきていて薬を服用しても痛みが治まらないことがある…。
旦那さんにも心配を掛けたくないので、痛みがある時も痛くないふりをしている。
お医者さんに治らないと言われたら絶望してしまうと思います。
そんな状況で旦那さんにも気を使い我慢を続ける日々。
想像しただけでもゾッとします。
そんな方のために、お医者さんから治らないと言われても諦める必要がない理由をお伝えし希望をもっていただきたいと思います。
病院で坐骨神経痛が治らないと診断されても諦めなくて良い理由
1.病院の検査ではわからない事もある
病院で基本的に行われる検査はレントゲン検査、MRI検査と言われる画像検査になります。
レントゲン検査はご存知の通り骨の状態を診る検査です。
神経はレントゲンに映らない為、坐骨神経の状態はわかりません。
個人院ではMRIの機械がないことが多い為、レントゲン検査のみで診断をされることもあります。
大きな病院では症状が強い場合などはレントゲン検査と合わせてMRI検査をする事があります。
MRI検査は脳や神経、血管、臓器、骨の異常などの状態を診ることが出来ます。
では、MRI検査で神経が圧迫されていたら治らないのか?
答えはノー。です。
最新の情報では神経は圧迫されても痛みやシビレを出さないと言われています。
坐骨神経痛はヘルニアか脊柱管狭窄症で起こる事が多いとされていますが、
ワシントンDC(ワシントン大学)の研究でも、このような研究結果が証明されています。
過去に全く腰痛の経験が無い60歳以上の方を無作為にMRI検査を実施したところ、1/3に椎間板ヘルニアの存在が認められていました。
何も症状がないのに画像診断では約1/3の方がヘルニアと診断される事実をご存知でしたか?
別の原因で痛みを出していたとしても3割の方がヘルニアなどと診断され、画像診断に問題がない場合は坐骨神経に沿った痛みであれば坐骨神経痛と診断されるのです。
それは坐骨神経痛ではない可能性も
坐骨神経はお尻から太ももの外側から膝の下ですね側とふくらはぎ側に分岐します。
この走行上に痛みがあれば坐骨神経痛と診断されますが、
同じ走行をしている物があります。
それは…「筋肉」です。
筋肉のこわばりが坐骨神経痛のような痛みを出す事があります。
筋肉にはトリガーポイントというものがあります。
トリガーポイントとは筋肉のこわばり、しこり、などにより関連痛を出すポイントのことです。
※nukumoriーseitai.com参照
図ではお尻の筋肉のトリガーポイントにより足の方まで関連痛(赤くなっている所)を出している状態です。
まさに坐骨神経の走行にかなり近いんです。
病院では確実に坐骨神経痛と診断される事でしょう。
でも痛みを起こしているのが筋肉の場合、レントゲンにもMRI検査にも映りません。
1/3の確率で画像に問題があった場合、全く畑違いの診断が下され、痛み止めやブロック注射の治療となり、その時はマシになるけど痛みを繰り返すという負の連鎖が始まってしまいます。
治したい方は
当たり前ですが、画像診断だけではなく、徒手検査にて神経なのか筋肉の問題なのか関節の問題なのかを調べ、畑違いではなく、原因を見つけ、的を得た治療を受けることが出来れば決して諦める必要はありません。
泉大津市谷下鍼灸整骨院・整体院ではヒアリング、問診、検査を重視し原因を明確にしてから施術をさせていただきます。
坐骨神経痛で何とかしたいという方は希望をもってぜひご相談下さい。